テクノロジーやマーケティング、トレンド、カルチャーなどのニュースをマンスリーで紹介していきたいと思います。カテゴリーとしてまとまっていませんが、その月のトレンドが後で少し思い出せればと思い投稿します。
AIによって作成されたユーザーインターフェース公開
AI-Powered Design: The Future of User Interfaces?
Generative AIであるMidjourneyによって作成されたUIの事例が複数掲載されています。Webに関わるクリエイターの私たちは未来に目を向け、インターフェイスのデザインにおける AI の活用が間違いなく進化し続けることを直視しないといけないですね。
その上で人間とAIの仕事を切り分けながらより価値を生み出す働き方を見つけましょう。
AIが弁護士に!GPT-3ベースのAI弁護士が最高裁判所で弁論?
ChatGPTのベースとなっているGPT-3のAPIを活用して、法律に特化したAI弁護士を開発するスタートアップ「DoNotPay」。CEOは今後予定される裁判にAI弁護士「DoNotPay」を参加させることを表明したというニュースです。
人間の弁護士がAirPodsを装着して法廷に臨み、DoNotPayの主張を弁論するということです。
「電子機器の持ち込みは禁止されているため、技術的な観点からAirPodsが最高裁で認められるかどうかは不明。」ということですが、いつの日かAI弁護士がこの専門領域に参入するというのは間違いなさそうです。
マクドナルドの動画がキレキレで話題に。ノンバーバルで誰にでも伝わるクリエイティブに注目。
キレキレなマクドナルドのCMが話題になっていました。
ブランド名や商品名を直接言わなくても、マクドナルドが持つアイコンをテイストに、ノンバーバルで誰にでも伝わるクリエイティブになっています。
マクドナルドらしさとやりすぎるとクドくなりがちなノリですが、絶妙なオシャレさを実現していると思いました。
今回の監督はEdgar Wright。「ベイビー・ドライバー」は個人的にも好きな映画なので、ノリといい、POPさといいオシャレだなと思いました。
ちなみにマクドナルドの日本版もCMもAdoとAsmiのコラボレーションで、アルファからZ世代の心しっかりつかんでいます。
教育の場でのAI活用のルールを素早く策定した記事が話題に
All my classes suddenly became AI classes
ChatGPTの発表を受けて、ペンシルベニア大ウォートン校のイーサン・モリック教授が、自身の授業におけるAI指針を作成し話題になっていました。
実際に大学ではChatGPTを使ってレポートが提出されたり、ChatGPTを使って作成されたレポートや論文を判別をサポートするツールが開発されたり、混乱をもたらしています。
イーサン・モリック教授はChatGPTの出現を肯定的に捉え、教育現場でも取り入れていく方針を表明しました。そして「ChatGPT は公平な競争の場を提供する。誰もが信頼できる文章を作成できるようになり・・・実際、言い訳がなくなったので、質の高い文章だけが見られることを期待している」としています。そしてChatGPTを活用した場合は「何にどのように使ったかを明記するように。」という指針を示しました。
実際にどのような指針でChatGPTを教育の現場に導入すれば良いか、一つのモデルケースとして参考にできる事例です。
Adobeの商品一覧からXDが消える!
AdobeによるFigmaの大型買収劇がひと段落し、FigmaとAdobeの統合が少しづつ進む中、ある程度予想はしていたもののWebクリエイターにとって悲報が届きました。Figmaの対抗ツールとしてAdobe製品のひとつだったXDがAdobeの製品一覧から消えた!と界隈で話題に。
Adobeによると「Adobe XD」単体プランの販売は終了したということで、現在新規契約ができないみたいです。Creative Cloudでは引き続きAdobe XDは使えるものの、今後Figmaへの一本化が進む可能性が高いと思います。
「やっぱfigma移行かな」vs「公式からまだなにも発表されてないから俺は公式からの言葉を待つ」という界隈の意見に当社内もザワザワしていました。
仕事で使うツールなのでこういうことはよくあることとはいえ、寂しい気持ちになりますね。
日本発ガールズグループXG、3rdシングルでグローバルで快進撃!
個人的に日本からワールドワイドなグループを目指せるクオリティに久しぶりにぶっ飛びました。
「SHOOTING STAR」のMVが、24時間で180万回再生を記録しということで、話題になっていました。
XGはWikipediaによると、avex傘下のXGALX所属ということで、韓国で育った日本人のプロデュースで韓国を拠点にしているようです。サウンドはK-POPなので、好き嫌いはお任せします。ただ今やグローバルにアイドルグループを輩出できるのはavexぐらいだと思うので、日本発というところで個人的には可能性を感じました!
MV:via Muzli design inspiration