こんにちは。アシスタントのえづれです。
だんだん冬に近づいて参りました。
信州の一番厳しい季節…それは冬…。ということで、気分だけでも盛り上がっていきたいですね。
筆者はかれこれ5年ほどこちらに暮らしているのですが、信州には面白い魅力がたくさんあるなと日々感じています。
地方で盛り上がりを見せる音楽フェス
近年、地方でもたくさんの音楽フェスが開催されるようになりましたが、ここ信州にも興味深いフェスがたくさんあるのをご存知でしょうか。
長野県内の様々な場所で開催されているので、こんなところでこんなフェスが!?と驚かれるかもしれません。
フェスの内容だけでなく、サイトの作りもそれぞれの特徴を押し出していて興味深いものばかり。
ということで、今回は信州の音楽フェスのサイトを紹介していきたいと思います!!
信州の音楽フェス6選!
TAICOCLUB
毎年六月頃、長野県木曽郡木祖村のこだまの森で開催されるTAICOCLUB。もともとキャンプ場であるため、会場でキャンプをするお客さんが多い。
国内外の様々なジャンルのアーティストが出演するため規模も大きく、全国からたくさんの来場者があります。
毎年テクノやポストロックなどの大物アーティストが数多く出演していますが、昨年はロバートグラスパーエクスペリメントなど、ジャズのアーティストも出演。
サイトはフラットデザインを基調としたポップな作りでありながら、フェスの雰囲気も伝わって来るようなデザインになっています。
英語対応のため、海外からのお客さんたちをしっかり視野に入れた作りになっています。大きなメインイメージに迫力があります。
りんご音楽祭
松本市のアルプス公園で毎年9月、2日間にわたり開催されるフェス。
親しみやすい雰囲気で、子どもやお年寄りの参加が無料になるなど、地元の人たちも気軽に音楽に親しめるのも魅力。
インディシーンが好きな人にはもってこいであり、ヒップホップやロックのアーティストが多く出演しています。
ビッグネームのアーティストだけでなく、全国各地で活動するバンドや地元のバンドの演奏も聴くことができるため、普段触れる機会の少ない面白い音楽に出会えるのも魅力のひとつです。
サイトはメインイメージがアニメーション仕様になっており、りんご音楽祭の雰囲気や世界観が伝わってくるデザインです。
トップページで出演アーティストが確認できるのもわかりやすく、オリジナルグッズや紹介ムービーなど、コンテンツが多いので楽しい。
OTOSATA Rock Festival
茅野市民館で開催される、室内型ロックフェス。
2015年は6月に、2日間にわたり開催されました。野外フェスの多い中、こちらは室内で開催。
枚数限定で市民の方への割引が適用されるなど、地域密着型でありながらビッグネームのロックアーティストたちも出演しています。
DJやラッパーも多数出演。
屋内なので、天気を気にせず思い切り盛り上がれます。
サイトは1カラムのデザイン。
黒とビビッドなカラーでスタイリッシュな雰囲気。
出演アーティストが日付順にならんでいたり、スクロールするだけでタイムテーブルが見られるためとても見やすいと感じました。
背景の模様もおしゃれです。
カシマツリ
大町市の鹿島槍スポーツヴィレッジで8月に開催されるフェス。
DJやシンガーなどが多く出演しており、なんだかイケイケな雰囲気。
テントエリアは設営無料、しかも会場には仮眠施設(要予約)もあるそう。
お子さん連れでも楽しめます。
ちなみにこちらの会場、冬はスキー場として営業しているそうで、のびのびとした雰囲気のロケーション。
サイトはレスポンシブデザインになっており、スマホユーザーに優しい作りです。
シンプルなレイアウトですが、情報がわかりやすい作りになっています。
メインイメージでロゴがポップアウトするのがインパクトがあって面白いと感じました。
焼來肉(やきにく)ロックフェス
日本一の焼き肉の街(?!)飯田市で開催される、その名も焼來肉(やきにく)ロックフェス。
こちらは9月開催。地元の名物と音楽を結びつけている、面白い試みです。
飯田市を盛り上げたいという熱い思いが感じられるフェスであり、ロックと焼き肉ということで、会場は熱気に包まれまくったことでしょう。
焼き肉が好き!ロックが好き!飯田が好き!ということであれば是非一度参加してみたくなるようなフェスです。
サイトの黄色を基調にしたデザインで、インパクト大のエネルギッシュな印象です。
Topにもどるボタンが肉であるなど、細かいところまでテーマへのこだわりが感じられます。
サイトをみただけでコンセプトがすぐにわかるので、伝えたいことがシンプルに伝わるデザインだなと感じました。
SNOW MONKEY BEER LIVE
先ほどは焼き肉でしたが、こちらはビール。
志賀高原で開催されるSNOW MONKEY BEER LIVEはおしゃれな雰囲気が漂う音楽フェス。
「音楽とビールを、ただただ楽しむ」というコンセプトで、今年は三月中旬に2日間にわたり開催されたこちらのイベントは、日本中のクラフトビールが大集結するほか、ジャズ系のアーティストが多く出演する、県内ではあまりないラインナップのフェス。
ジャジーなグルーヴを存分に体感したい人にはおススメなのではないでしょうか。
サイトもモノトーンで落ち着いており、大きなメインイメージは上品でクラシカルな印象です。
フォントもかわいい。
スクロールすると情報がみられる1カラムのデザイン。
アーティスト情報やFAQなど、クリックするとあらわれるポップアップのデザインもミニマルでおしゃれなレイアウトだなと思いました。
ー番外編ー
「地域密着型こっそりフェス」カリフラワー音楽祭
https://www.facebook.com/events/1537198103221882/
入場料は投げ銭制、会場は主催の関さんの家の畑(!)というこのフェスは、カリフラワーのよりよい生育のため始められたそうで、今年で開催2回目。
主に地元のミュージシャンやパフォーマーたちが出演し、ジャンルはインディロック、アフリカン、そしてオカリナなど、開放的な春の畑を満喫できるのびのびとしたラインナップになっています。
クライマックスには花火も上がるという、昼も夜も楽しいこっそりフェス。
残念ながらウェブサイトはないのですが、Facebookのイベントページが立てられています。
当社ライターの花輪が取材した記事はこちら。(来年も開催予定だそうです。)
いかがでしたでしょうか?
サイトを見ているだけで、個性溢れる長野県のフェスの雰囲気を感じられたような気分になってきませんか。
都会の喧噪とは離れたゆったりした雰囲気のなか、自然の中で音楽を楽しむというのも気分転換になりますし、県内の方でも知らなかったフェスがあるかもしれません。
筆者もアクティブに信州のフェスを攻略していきたいと思います。