秋フリマシーズン到来!フリマ出店を成功させる達人術を教えます
フリマにはシーズンがあります。
野外開催されるフリマは非常に気候に左右されるため、やはり春と秋が一番人出があり出店者にとっても出やすい時期。出店するなら、やってきました9月10月!!
ここを逃しては年を越してしまいますゾ!
さて、「フリマって結局リサイクル、中古を売ってるんでしょ?おこづかい程度にしかならないよね」なんて思っていませんか?
そんなあなたに、フリマシーズン春~秋、シーズンは毎月コンスタントに出店し続けている私が見る「フリマの楽しさ」をお伝えしたいと思います!
フリマの「ここがいい!」
「フリマって結局リサイクル、中古を売ってるんでしょ?」とイメージされていたらもったいない!
ハンドメイド品、美味しい食事を提供している飲食店さんなど、幅広くブースを楽しめます。
もし自分がお店をやっていたり事業者さんだったら、いつもの場を離れて出会いを増やすチャンス。
まだ出会ったことがないお客さんと出会う
もしハンドメイドをされていて、ネット販売だけだったり委託販売店へ卸したりしていない場合、買ってくださるお客さんとの出会いがあります。
自分のハンドメイドを自分の言葉で伝えることができることで、価値を直接説明できます。
フライヤーを用意、看板を立てる、次回また買いに来てくれるように連絡方法をお伝えしたり、注文を受け付けたりすることもできます。
物販の工夫を考える実地の場です。
いろいろな場所に出ることで、その地域カラーを知る
開催場所、主催者によってカラーが違うから、出店者さんやお客さんの層が変ってきます。
一番自分が合っているフリマを見つけることで売り上げも大きく変わります。
その地域のお店さんとの出会いがまたつながりになりますよ。
出店もしながら、ぐるぐる回ってお客さんとしても楽しみましょう!
自分にとって不要なものが、ありがとうにかわる
フリマのそもそもの良さです。自分もすっきりできるって素晴らしい!
販売はこうしている!
販売は開始時間前から
いい商品を買うために、お客さんはすでに開始前から出歩いています。
ブースを作っている横から「これいくら?」 開始時間に合わせてブースを作るより、30分でも早くブースを作り始めることをお勧めします。
人出は午後以降徐々に引いていきます。
午前が狙い目です。
陳列の工夫は横から縦へ
衣類を並べようとすれば、とにかく横にどんどん広がりがち。
与えられたスペースで効率よく陳列するには、折りたためるハンガーラック、テーブル、またテーブルの上も棚で2段に作るなど縦空間を使って陳列させます。
シーズン物は必須、値段はやや上乗せ目で設定
値切りがあるのがフリマです。
それが楽しみでもあります。
最初から安く設定しているとそこからさらに下げることにもなるので、値引いてもよい設定で金額を出します。
お客さんが今買いたい商品を並べましょう。
季節外れは魅力半減です。
店じまいは次に備えて丁寧に
バタバタと片づけてしまいがちですが、次の出店に備えてサイズごとや振り分けを丁寧にやっておきます。
わざわざまた準備しなくても、収納箱を持っていけばすぐに並べられてスピーディーです。
(図:バツな例)
もっと成果を上げるフリマ達人術
どんどん流れてくるお客さんの足を止める
大きいフリマでは何千人も人が流れています。
歩いているお客さんが自分のブースを見る時間はほんの1,2秒。
同じように洋服が並んでいる中では、人出が多くても難しい時があります。
そんな時!!
有効なのが「この箱の中は無料です」BOX!
そして子連れファミリーには「おもちゃ」。
流れを止めさせる工夫をひとつでも入れることをお勧めします。
綺麗と雑の中間を目指してみる
あまりに綺麗に並んでいると、手を伸ばすのに躊躇する。
しかしあまりに雑に並んでいると見づらい・・・。
綺麗に見せたい品は丁寧に畳むなどして並べ、お得を思わせる品は宝探しの感覚を楽しめるようにひとつの箱にざっくり入れてしまいます。
お客さんの滞在時間が長くなると、それを見かけた次のお客さんが足を止めてくれて賑わうブースになります。
お友達ブースと協力する
前述のように、人はどんどん流れていますので、自分の1ブースで買ってもらうには大変な時があります。
しかし偶然にもお友達が出店している時があります。
たくさん作ったハンドメイド品があれば、他のブースでも売ってもらいます。
広い会場では、売れる場と売れない場が存在します。
自分はだめだったけれど、場所を変えれば売れている。
そんなこともありますし、人目に触れるチャンスが2倍になるのはとてもいいことです。
告知しよう
「今日こんな面白いことがあるよ!」と外に伝えましょう。
主催してくれたこのイベントがたくさんの人で引き続き賑わって来年も開催してくれますように!
そして「休日どこ行こうかな~?」なんて行き場所を探している方がいたら是非地域の素敵なイベントへ誘っちゃいましょう。
最後に
フリマ出店する出店者という立場から書き進めていきました。
「フリマ」は単に中古、リサイクルを処分するための販売場所ではなく、「物販」する方の実地の鍛錬場と言っていいと思います。
今ある商品を売る以外に、ゲームなどアクティビティを盛り込んでサービスを提供することもできます。
1日の売り上げ最高額は¥15,000以上。
コストもほぼほぼ¥0。
押し入れに仕舞ったままの家庭の物を活用でき、そして低価格設定のフリマは、誰でも気軽に参加できるもの。
持っているものがフリマに該当しない方は、ハンドメイド、クラフト、アートなどさまざまなジャンルの販売イベントがあるので探してくださいね。
そしてその場所でも同じように出店者のカラー、販売品のカラー、価格の層などあるので、最適な場へ行ってみてください。
「売る楽しさ」を是非地域で!