簡単!5分でできるPhotoshopで背景だけを伸ばす技

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Photoshopで背景だけを伸ばす技

webページのメイン画像や、バナー、ブログに使う写真など、、、横長の写真を見つけてもちょうど良い写真が見つからないということはありませんか?

もう少しこの写真の横サイズが大きかったらなぁ…など、やきもきしているときに使える技を紹介します。

5分で出来る!コンテンツに応じて拡大・縮小

PhotoshopCS4以降に追加された機能「コンテンツに応じて拡大・縮小」を使って画像の背景をだけを伸ばしてみましょう。

01

まず背景を伸ばしたい画像をPhotoshopで開きます。

このとき、レイヤーパネルの「背景」レイヤーのサムネイルのところにカーソルを合わせ、[option(ait)]+ダブルクリックで、ロックを解除して普通のレイヤーに変換しておくと便利です。

ポイント

背景を伸ばす写真は、木目や海、空、遠目の高原の写真など、メインのもの以外、細かいものやあまり要素が映り込んでいない写真が適しています。

02

[イメージメニュー]>[カンバスサイズ]で、カンバスサイズを変更します。

「幅」のところに、伸ばしたいサイズの数値を入力ます。

基準位置は伸ばす方向と逆側を選択して、[OK]をクリック。

03

カンバスサイズが指定したサイズに広がり、広がった分は透明ピクセルになります。

04

保護したい部分を選択する

保護したい部分をなげなわツール等で選択し、[選択範囲]>[選択範囲を変更]>[境界をぼかす]で境界線をぼかします。

このとき,ぼかしの半径は16pixelくらいでOKです。

05

チャンネルパネルにて、[選択範囲をチャンネルとして保存]をクリックし、「アルファチャンネル1」を作成しておきます。

このとき、選択範囲は解除してOKです。

06

このように、アルファチャンネルが作成されます。

(保護する部分を選択し、保存する行程については画像の内容によっては省いても良いことがあります。)

07

いよいよ、「コンテンツに応じて拡大・縮小」機能を使います。

[編集]メニュー>[コンテンツに応じて拡大・縮小]を選択します。

08

バウンディングボックスをひっぱり、任意のサイズまで引き延ばし、[enter]キーを押します。

09

すると、背景だけが自然に引き延ばされます。

これで背景のみを伸ばすことができました。

便利な機能を常にストックしよう

10

これでイメージ通りの横長の写真が無いときも、場合によっては上記で紹介した技を使って自分で作ってしまうことが出来ます。

メインイメージもこのサンプル画像のようにさっと作れてしまいますね。 画像によって、向き不向きがありますが、知っておいて損はない技だと思います。

プロの現場で使われている Photoshopの「超速」テクニック

参考文献:Photoshopの超速テクニック/インプレスジャパン

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