信州の夏はお盆を過ぎると一瞬で終わってしまいます。
しかし日中はまだまだ暑い日が続くこの頃です。
さて前回に引き続き、ひと休み企画を引き伸ばしていきたいと思います!
前回はGoogle翻訳特集でしたが、今回は少し真面目な内容。
わたしの独断と偏見によって選出された動画をご紹介します。
英語の学習に役立つ!?勝手に選んだ動画3選!
【Green Bronx Machine|スティーブン先生のブロンクス菜園】
まずは有名どころ、TEDのプレゼンテーションから。
各国語の字幕がつけられるので、内容の理解に関しても安心です。
スクリプトを読むこともできるので、無料で世界の素晴らしいアイディアを得られ、英語の学習にもなるというすばらしいコンテンツです。
ファストフード店ばかりがはびこる「砂漠」のような地区、ブロンクス・ニューヨーク。
そんな現状を変えようと、科学教師のスティーブン先生は特殊な技術で野菜を栽培出来る機械を導入。子供たちと一緒に野菜を作る取り組みをはじめました。
「子どもたちはみな英語の語学教室の生徒で、たくさんのハンデがあって、ホームレスだったり里親に育てられていたりします。ほとんどの子どもたちが貧困下にいるんです。でもそのような『種』たちが、一からわたしのクラスで育ち、こうなりました。そして、その子供たちがどれだけ種に夢中かがわかるでしょう。そしてその種が、このようにブロンクス中の農地へとひろがったんです。」
食育のみならず、自活すること、科学、アート、インテリア的な側面、コミュニティや経済の活性化、そして人々のライフスタイルすら大きく変えることのできる力を持っているグリーンブロンクスマシーンの取り組み。
子どもも大人もあっとおどろく画期的なアイディア、ぜひご覧ください。
【Embracing DIFFERENT|違いを受け入れること】
次にご紹介するのはTEDxKyotoのスピーチ。こちらは日本語字幕がつけられます。
以前日本に総領事として駐在されていたパトリックさんが、自身の生い立ちやセクシャリティのことを語っています。
「人と同じであることを大事にする日本。日本語で『異なる』ことをあらわす『違います』という言葉には、『間違っている』という意味もありますね。」
「もし今後、だれかがあなたに向かって『きみは違っているな。』といってきたら、こう答えてください。『そうだね!』と。誰一人として、同じである人なんていやしません。みんな違うんですよ。その違いを尊重することが、あなたが唯一無二の存在であることを認めるということなんです。」
ゲイであること、人と違うということで数々の苦境に立たされてきたパトリックさん。
Embracing DIFFERENT というスピーチからは、セクシャリティの問題だけにとどまらず、世の中に存在する普遍的な問題への解決策として、彼の経験に基づいた「違いを受け入れる」ことの大切さを説いています。
【People react to being called beautiful|人々のもつ美しさをとらえる】
「I’m taking the pictures of things I find beautiful(私が美しいと思ったものを撮影しているんです)」
そう言っていきなりカメラをむけられたら、あなたはどう反応しますか?
こちらの動画は高校生によって撮られたもの。
嬉しそうな人、照れる人、怒る人…
それぞれが自分の美しさに向き合う瞬間をとらえていると感じました。
日本語の字幕はありませんが、理屈を抜きにして、シンプルな感情でご覧いただけると思います。
There is so much beauty in the world
If you blink, you’ll miss it
「世界にはたくさんの美しさがある。瞬く間に見失ってしまうかも。」
というラストのキャプションに、思わずはっとさせられました。
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次回英語サロンの予定。
毎月第四金曜日開催ですが、次回とその次は8/26(金)、9/23(金)です。
よろしくお願い致します〜!
Facebookページにも時々記事をアップしていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
記事の内容には関係ありませんが、以前製作したCloudot株式会社のラインスタンプはこちらから。