【楽天店舗運営者向け】もっとレビューを増やしたい!最も効果的な方法は?
楽天市場で出店されている店舗さんにとって非常に大事なのが「レビュー」。
平成28年の総務省の調査によると、ユーザーの75%はレビューを参考に購入を決めるということが分かっています。
レビューは、以下のように星で点数を表わすものです。この星の数やお客さんの口コミで、購入を決めたり購入を止めたりするのです。
レビューが高いとどんな良いことがあるのか?と言うと、
・ユーザーの購買意欲が高まる。
・レビューの高い順に各店舗の商品を並び替えてみることが出来る。
・レビューの多い順に各店舗の商品を並び替えてみることが出来る。
・レビューの星の数ごとに表示させることが出来る。
このように、レビューが書かれると、ショップ自体を知らないユーザーにも商品を見てもらえる可能性が高くなり、購入の決め手になるのでとても重要です。
ここでは、楽天市場でのレビューの増やし方について考えてみましょう。
楽天店舗でレビューを増やすために効果的な方法
まず、レビューを増やす前提として必要なのが「購入の母数を増やす」ということです。
たくさんの人に購入されている売れ筋商品は、当然レビューを書く人も増えますし、逆にあまり購入されていない商品は、レビューを書かれる件数も減ります。
つまり、レビューの数は購入数に比例すると言って良く、レビューを増やすのにはまず商品を多く売ることが重要になります。
ただ、あまり購入されていない商品でも、工夫次第でレビューを増やすことが可能なので、その方法をお伝えします。
レビューを書きやすい条件を作る
レビューを増やすのに最も効果的な方法は、レビューを書きやすい条件を作ることです。
その条件とは、「商品が到着した時に購入者の期待値を上回ること」。
購入者は誰でも、商品を購入し、到着するまでの間に”期待”をしています。
商品が到着したときにこの期待を上回ると、購入した店舗に「感激」「感動」「感謝」の感情を抱くものなのです。
するとショップに「お礼を言いたい!」という気持ちからレビューを書いてもらえる可能性が高くなります。
その反対に、到着したときに期待を下回ると、購入者は「落胆」「後悔」「怒り」等の感情を抱きます。
するとどうなるかというと、悪い評価を付けられてしまうことになりますね。
ただ、商品の質の問題に関しては変えられません。今ある商品を今以上に良くすることは出来ないですよね。
そこでどうやってお客さんの期待値を上回るのかというと、顧客対応が最も重要なカギとなっています。
顧客対応を全力で行う
では、どんな顧客対応をすれば期待値を上回るのか?というと、大きく考えてポイントは2つ。
1.梱包、同梱物、フォローメールを丁寧に行う
ショップの気遣いが感じられることが、良い印象を与えます。
・梱包
キレイに丁寧に梱包するのはもちろん、丈夫で安心感のある梱包をすると喜ばれます。
・同梱物
同梱物については、お客さんが嬉しいと思える感謝の気持ちを伝えられるよう、手紙などを同梱すると喜ばれます。
・フォローメール
フォローメールは、商品が到着した頃に使い方やお手入れ方法、レシピを送ると◎。
更にレビューの書き方やレビュー先のリンクも送ることで、レビューを書いてもらいやすくなります。
2.特典を付ける
楽天市場では、レビューを書いてくれた人に特典を付与することが出来ます。
例えば、
・次回〇円引きクーポン
・次回〇%引きクーポン
・次回送料無料クーポン
・別送でのおまけの配布
等がよくありますね。
購入者も「クーポンや特典がもらえるならレビューを書いてみようかな」、という気持ちになります。
レビューを書いてくれた人限定クーポンの配り方
1.クーポンを発行。
2.レビューを確認。
3.注文番号と照合し、クーポンのリンクをメールで送る。
これでレビューを書いてくれた人限定でクーポンを配布することが出来ます。
また、このクーポン発行→レビューの照合を自動で行ってくれる機能(有料)もあり、便利ですよ。
レビューを書いてくれた人限定クーポンの注意点
レビューを書いてくれたに配る限定クーポンには、注意点があります。
・今回の注文に割引や適用することは禁止されています。あくまで次回使えるクーポンを発行することになりますので、注意が必要です。
・高評価を促すことは禁止。
・商品到着前にレビュー投稿を促すことも禁止。
以上の禁止事項がありますので、ルールを良く知ったうえでクーポンを発行しましょう。
まとめ
レビューを増やすための最も効果的な方法についてお伝えしました。
レビューが書かれると、自分のショップを知らないユーザーにも商品を見てもらえる可能性が高くなるので、購入の決め手となる可能性も出てきます。
購入してくれた人になるべくたくさん良いレビューを書いてもらえるように、様々な工夫を施して行きましょう。