いよいよ長期戦が見込まれてきたコロナ対策。日本でも「ロックダウン」という言葉が現実味をおびてきました。
多くの企業では出社禁止にしてリモートワークや在宅ワークに切り替えています。なかなかオンラインに切り替えられないという業態も多いとは思いますが、3ヶ月から1年以上の長期戦で考えるときにいろんなコミュニケーションをオンラインに切り替える必要は出てくるのかと思います。
さてリモートワークに切り替えるとなるとビデオ会議ツールなどを本格的に導入する形になるでしょう。当社でもフルリモートに切り替えてから、それまではメインは「whereby」を使っていましたが、常時接続することを考え「Zoom」に切り替えました。
Zoomとは?
Zoomは、主に大手企業で使われているオンライン会議サービスを提供する「WebEx」のリードエンジニアだったエリック・ユアン氏により2011年に立ち上げられました。ユーザーと対話する中で「WebEx」顧客満足の低さに直面し、Zoomでは安定性や冗長性などの技術的な課題を最大限クリアして、大企業向けのビデオ会議ツールのクオリティのツール開発に成功しました。
参考記事:The Inspiring Backstory of Eric S. Yuan, Founder and CEO of Zoom
つまりZoomの特徴はSkypeやHangoutなどに比べてもビデオ会議ツールとしての安定性が最大の特徴です。何人と接続しても、通信環境が悪い中でも途切れるということが少なく安定性と冗長性が高いツールです。
当社でも今でも1on1などのミーティングでは「whereby」を使っていますが、比較しても安定性は「Zoom」が圧倒的に優っています。
Zoomでのリモートワークを楽しくするツールの紹介
SnapCameraで職場にユーモアを!
Snap Camera
https://snapcamera.snapchat.com/
Snapchat を運営する Snap Inc. が開発しているデスクトップPC向けのアプリケーションです。Snapchatの機能が再現されており、無料でスナップチャットのアカウントも不要です。
リモートワークでZoomを使っていると一日同じような風景が続きます。それぞれが業務に没頭すると、気軽に話しかけたりするようなタイミングを作らないと、なかなか空気感が読めないというデメリットがあります。
そこでこのような遊びツールを使うことにより、雑談したりツッコミができたりして、リモートワークも楽しくなるかもしれません。
LENSのパターンはたくさんあるのでTPOを考えながら、使って見ると良いと思います。
Comment Screenでウェビナーを盛り上げる!
Comment Screen
https://commentscreen.com/
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くのイベントが中止や延期などの対応を取っています。その中でオンラインに切り替えるというイベントも多いと思います。ただウェビナーは慣れないと空気感が伝わりにくく、発表者は孤独になりがちです。
Comment Screenはニコニコ動画のように投稿がスライドに流れるサービスです。リアルタイムで聴衆の反応を確認できるので、発表者と聴衆が一体となった双方向型のコミュニケーションが可能になります。
3/30時点では無料でツールが使えるようなので、ウェビナーを開催する人はぜひ活用してみてください!
バーチャル背景機能を使って背景を楽しくする
Zoomの標準機能でバーチャル背景機能も活用できます。
「設定」で簡単に切り替えができますが、グリーンやブルーなどの背景がないと全体が宇宙のような状態になってしまうので、リモート環境により利用できる人が限られるかもしれません。
バーチャル背景機能のヘルプ記事はこちら。
まとめ
コロナショックはあとどのくらい続くか分かりません。
リモートワークやデジタルツールの導入など、企業にとっても働く側にとっても課題は山積みですが、壮大な変化のタイミングでAI時代に求められるクリエイティブ力が問われているような気がします。
ある程度のところで気持ちを切り替えて、「#ウィズコロナ」で物事を捉え、いかに楽しく業務ができるか、現状をクリエイティブに変えられるかを考えていきたいと思います。